エポキシ樹脂用硬化剤
潜在性硬化剤：粉末タイプ
常温で固体の変性アミン化合物で、熱により活性化する潜在性硬化剤です。通常は粉末の形態で供給されます。エポキシ樹脂との混合物は、常温で長時間の貯蔵安定性と低温(80℃以上)硬化性を有し、接着性に優れ、淡色な硬化物を形成します。また、ジシアンジアミド、酸無水物の硬化促進剤としての利用も可能で、大幅に硬化温度を低下させることができます。
製品一覧
| 品名 | 外観 | 軟化点（℃） | アミン価 | 平均粒径 D50（μm） | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| フジキュアー FXR-1020 | 白色 | 120～130 | 245～255 | 4～6 | 低温硬化性 80℃硬化が可能 |
| フジキュアー FXR-1030 | 白色 | 135～145 | 145～155 | 4～6 | 希釈剤の適応範囲が広い 硬化温度100℃以上 |
| フジキュアー FXR-1081 | 白色 | 115～125 | 110～120 | 4～6 | FXR-1020の速硬化タイプ 70℃で強度発現 |
| フジキュアー 1061 | 白色 | 90～110 | 140～160 | 4～6 | 低温速硬化タイプ 60℃で強度発現 |
| フジキュアー FXR-1121 | 淡黄色 | 128～138 | 165～185 | 4～6 | 低温硬化性、高Tgが可能 40℃貯蔵安定性1ヶ月以上 |
| フジキュアー 1171 | 淡黄色 | 105～115 | 180～190 | 4～6 | 低配合タイプ 高Tgが可能 |
本資料の内容は予告なく変更することがあります。