グリーン調達・物流
グリーン調達の取り組み
原材料のグリーン調達
当社は1,500種類以上の化学物質を使用するメーカーとして、すべての購入原料について環境負荷物質の含有調査を行い、より環境負荷の少ない物質への切り替えを行うことで、環境負荷の低減と安全な製品の提供につなげています。
また、取引先様の選定基準および資材・サービスの選定基準を定め、環境負荷の小さな原材料の購入ならびに環境に配慮している取引先様からの購入を優先することで、持続可能な循環型社会の構築を目指し、グリーン調達の拡大に努めています。
事務用品のグリーン購入
グリーン購入の推奨には地球温暖化や産業廃棄物、資源の枯渇問題など多くの環境問題がその背景にあり、日本の法律でも「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)」が2000年5月に制定され、本法では〝物品を購入する場合等には、できる限り環境物品等を選択するよう努める”ものとされています。
これに基づき当社でも事務用品の購入を極力、以下のマーク(グリーン購入法適合品マーク、エコマーク、GNP掲載マーク(エコ商品ねっと掲載マーク)、Mグリーン購入適合マーク)が付記された商品から選ぶよう、グリーン購入基準を定め運用しています。
2022年度における当社全体でのグリーン購入率は43.6%という結果であり、まだまだ改善の余地があると認識し、ひとりひとりの意識を向上させ、社内での啓蒙活動なども引き続き行っていきます。
物流
物流の環境負荷
当社は、ロットの大きい製品を除き、製品配送を外部の物流会社に委託しています。省エネ法では、年間3,000万トンキロ以上の輸送事業者は輸送量届出書を提出する義務がありますが、当社の輸送量は年間1,200万トンキロ程度にとどまっています。モーダルシフトの実施および外部の物流会社と定期的に物流品質向上を目的とした研修会を通して、お客様への効率のよい運送を目指しています。